3.2 下準備
TD コンソール を開き, presto で以下のクエリを実行します(図 3.1).

図 3.1: TDコンソール画面
具体的なクエリは以下です.
CREATE TABLE <DB>.employees AS
SELECT *
FROM (
VALUES
1, 'アンドレイ・コルモゴロフ', 1, 41),
(2, 'ロナルド・フィッシャー', 1, 29),
(3, 'ピエール・ラプラス', 2, 59),
(4, 'ルドルフ・カルマン', 3, 28),
(5, '赤池弘次', 4, 48),
(6, '林 知己夫', 4, 51),
(7, '伊藤 清', NULL, 35)
(AS t (id, name, department_id, age)
)
;
CREATE TABLE <DB>.departments AS
SELECT *
FROM (
VALUES
1, '総務部'),
(2, '人事部'),
(3, '営業部'),
(4, '開発部'),
(5, '研究部')
(AS t(id, name)
) ;
<DB>
にはあなたの作業用DBを指定してください. これにより, 従業員のリストである emplpoyees
テーブルと, 部署のリストである departments
テーブルが作成されました(表 3.1, 3.2). 列名に日本語や大文字を使うことのできる実装もありますが, ここでは区別しやすくするために列名はすべてローマ字の小文字で書き, クエリの予約語や関数名を大文字で書くことにします.
id | name | department_id | age |
---|---|---|---|
1 | アンドレイ・コルモゴロフ | 1 | 41 |
2 | ロナルド・フィッシャー | 1 | 29 |
3 | ピエール・ラプラス | 2 | 59 |
4 | ルドルフ・カルマン | 3 | 28 |
5 | 赤池 弘次 | 4 | 48 |
6 | 林 知己夫 | 4 | 51 |
7 | 伊藤 清 | NA | 35 |
id | name |
---|---|
1 | 総務部 |
2 | 人事部 |
3 | 営業部 |
4 | 開発部 |
5 | 研究部 |
エラーが発生した場合は表示されたログをよく読んで原因を特定してください. 経験的に多くの場合は構文エラーです.